達成感を求め目標を明確にすると楽しく成長できる!

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達成感を求めるには理由がある

同じ仕事をしていても、うまくいく人、うまくいかない人がいますよね。

うまくいっている人は決まって楽しそうに仕事をしています。しかも、残業もほとんどなく、周りにも振り回されず充実している。また、そんな人に限って休日は家でゴロゴロしておらず、趣味に没頭するなど有意義に過ごしている人が多いと思いませんか?

どうすればこのように何事もうまく進むようになるのか?
その秘訣は『達成感』にあります。

私たちは『達成感』を感じると『ドーパミン』という脳内物質が分泌されます。この『ドーパミン』が楽しく、やり甲斐を持って取り組んでいける秘訣なのです。

今回は達成感を感じることによって分泌されるドーパミンの効果を紹介します。ドーパミンの効果を理解できることで楽しく仕事ができ、しかもうまく進み、成長することができるようになります。

ドーパミンとは??

ドーパミンとは、中枢神経系に存在する神経伝達物質です。運動やホルモンの調節や意欲や学習などに関わっています。『快楽物質』とも呼ばれており、楽しいことをしている時や何かを達成した時、褒められた時などに分泌されるのです。ドーパミンはモチベーションに関係しており、何か楽しいことを計画している時や楽しいことを想像している時に感じるワクワク感もドーパミンが分泌されることでの作用です。

主なドーパミンの神経は脳幹にある黒質という部位と腹側被蓋野という部位から神経が伸びています。黒質から伸びる神経は運動調節と関係しています。黒質からのドーパミンが減少したことによって起こる病気がパーキンソン病です。腹側被蓋野から伸びる神経は大脳や側坐核、そして大脳の前頭連合野という部位へ達しています。前頭連合野でドーパミンが分泌されることで快楽や幸福を感じるようになるのです。

注意としては、ドーパミンが増えすぎると依存症になる可能性があります。覚醒剤はドーパミンと同様の効果を与え快楽をもたらしています。

どの依存症も『もっとドーパミンを・・・』と脳が欲するようになることで起こります。過剰な増えすぎは依存症の可能性がありますが、ドーパミンとうまく付き合うことが楽しく、幸せに取り組む上で必要となるのです。

『達成感』を感じることで幸せになる

雪山登山の画像

いかにドーパミンを分泌させ、モチベーションを保って行動していくことができるのか??
それは計画・目標をたてることが1番の方法です!

ドーパミンを分泌させるには『精神的な報酬』が必要です。『精神的な報酬』とは、褒めることや達成感を味わうことになります。つまり、自己肯定感を持って自分を褒めてあげること。そして、計画・目標を立てて、達成させることが必要になるのです。

ある行動をして達成できたら嬉しいですよね?その達成感によってドーパミンが分泌され快楽を感じるのです。脳はこの快楽を学習することで、快楽を求めて行動をしようという意欲が出てきます。さらに快楽をより大きく求めたくなり努力するようになり成長していくことができるのです。このように達成感を積み重ねていくことで楽しく、幸せを感じながら成長していくことができるのです。

マラソンやトライアスロン、世界最高峰と言われる山の登山などする人を『どうしてそんなしんどいことをするの?』と理解できない人もいるかと思いますが、より大きな達成感を目指して努力して行動している人もいるのです。達成感だけだとゴールした時点で虚無感に陥るかもしれませんが、理想の自分の姿などイメージしており、それに近づく過程として楽しんでいるところもあるのです。

これは1つの例ですが、動物などが環境に適応して生きていく上でも現状維持ではなく、変化を受け入れて変わっていく必要がありますが、その為にも成長は欠かせないものになるので備わったモノでもあります。

楽しく成長するための秘訣

これまで紹介してきたように、行動を起こし達成させたいというモチベーションを高める為にもドーパミンとうまく付き合っていく必要があります。楽しく成長していく為の秘訣は『ワクワクを感じることをすること』です!

ワクワクを感じる時は楽しいことをイメージしている時ですよね?頭の中で自分の理想とすることをイメージし、その映像が鮮明であればある程、脳は現実と錯覚して快楽を得ている状態になりやすいのです。

『明確な願望や目標・計画を持つ』
『立てた目標に向かって行動』

これで間違いなしです!

流れとしては

Ⅰ:明確な願望と目標・計画を立てる
Ⅱ:毎日確認する
Ⅲ:行動する
Ⅳ:達成する
Ⅴ:新たな目標を立てる

このようになります。

これにより

ドーパミンサイクル

理想のサイクルが出来上がります。

ここで気をつけたいことは、無理難題を目標としないことです。

1度は達成しているイメージでドーパミンが分泌されても、できない状態。つまり裏切った状態になると反動が大きくなり、自分自身を信用出来なくなり、やる気が何も起きなくなってくるリスクがあります。

小さな目標でも積み重ねていくことで上に登っていくことができるように、程よく達成できる程度の目標を立てるようにしていくことが大切です。

達成感を求めて行動すると成長し続ける

達成感を感じている時、脳内ではドーパミンが分泌され心地良い状態となっています。

この心地良さは幸せ感でもあり何度も味わいたくなってくるものです。そして、私たちは欲張りなので、この心地良さもより大きなものを求めるようになっていきます。これがモチベーションとなり行動を起こすキッカケを与えてくれるのです。

仕事や人間的に、何においても成長しようと思えば明確な願望を持ち、願望に達していく為の目標を立てていくことです。目標を達成していく過程を楽しみながら、また達成することでモチベーションも維持され楽しく行動していくことができるのです。気づけばスタートした時の自分からはかけ離れた状態にまで成長することができています。

ドーパミンの分泌とうまく付き合い楽しく成長していきましょう!

 

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